スペースポートシリーズ

1999年に発売されたスペースポートシリーズ
その名の通り宇宙をテーマにしたものだ。
これ以前の宇宙物と違うのは飛行士訓練所やスペースシャトル基地、燃料輸送トラックなどと言うように「宇宙物」なのだが、「地上」をメインにしたラインナップになっているのが面白い。

また、このシリーズの特徴として#6454(ライトアンドサウンドロケット)と#6456(シャトルベース)に入っているライト&サウンド部品(光って音が出る部品)があがるだろう。
この部品と似たものは1985年あたりから製品化されており、時代と共に進化している部品である。

■6452 テストロケット
(1999/02/23)
■6453 レーダーカー
(1999/02/27)
■6455 スペーストレーニング
(1999/03/01)
■6458 サテライトと宇宙飛行士
(1999/02/23)
■6459 タンクローリーセット
(1999/02/24)
■6463 ムーンレーサー
(1999/02/27)
■6454 ライトアンドサウンドロケット
(1999/05/11)

スペースポートシリーズはこの他に#6456(シャトルベース)がある。


カッコの中はリストへの追加日


6452 テストロケット

■このモデルを見る(lugnet)
■このモデルの部品リスト(peeron)

フェリックス・コンボ博士がロケット開発するための研究セットだ。ロケット発車台と小さなロケット(ミサイルみたいなもの)とコンボ博士が入っている。

この発射台はシーソーの原理でテストロケット飛ばすことができる。
でも、私の買ったものが悪かったのか発射台にセットしたロケットがきつく入りすぎうまく飛ばすことができない...。

部品的に見るとこの価格のわりに部品点数も多く、蛇腹のパイプや透明パーツ、高さが基本ブロック2個分の斜めパーツなど使える部品が多く入っている。

ロケットを飛ばす機構や部品内容から見るとなかなかお勧めである。
私はきっと、あと3、4コはこのセットを買うだろう。


発売年: 1999年
部品数: 31
MiniFig:1
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)

6458 サテライトと宇宙飛行士
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■このモデルの部品リスト(peeron)

セット名通りサテライトと船外活動用のロケットを背負ったMiniFig(ジェリー・ウォーカー)が入ったセットだ。モデル的にはそれほど特筆するところは無いが、部品はなかなかいいものがある。

まず、ミラーボールのような金色をした半円球の部品。このセットには後ろに付ける円形の部品も入っていて衛星に取りつけるようになっているが、半円球の部品を平らなプレートにそのまま付けることもできる。使い方によっては面白いものができそうだ。

あとはサテライトの羽(太陽電池の部分)に使われている青い透明パーツ。このセットではシールが付いていてそれを貼ると太陽電池になるのだ。シールはきらきら光る素材で作られていて「2000−XZ」というナンバーが書いてあるが、なんの意味だろう? で、このシールを貼ってしまうと太陽電池に固定してしまうが、透明のまま使うと窓とか壁とかにも使えそうである。

さらには「6348 ポリス司令車」にも入っていたキーボードプレートや、MiniFigに取りつける船外活動用のロケットもなかなか良い。

発売年: 1999年
部品数: 31
MiniFig:1
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

6459 タンクローリーセット
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■このモデルの部品リスト(peeron)

タンクローリーと3輪バイク、それに給油塔が入ったセットだ。タンクローリー自体の作り込は今一つだが、後ろから出ている給油ホースの出し入れ機構には感心できる。3輪バイクと給油塔はなかなか良く出来ている。

部品的に見るととても魅力があり、特にタンクローリーのフロントガラスに使われている部品は今までの横が4ポッチの大きさではなく、6ポッチ分のサイズがあるのがうれしい。これにより新たなサイズのモデルが制作できる。今までにもあった部品かもしれないが、現在すぐに手に入るのが良い。

このシリーズの他のモデルもそうだが、タイアのパーツが本体とは別ユニットになっていて、組み替えでいろいろと使い回しができるのがうれしい。実際、箱の裏や横にある組み替えモデルはバリエーションに富んでいる。やはりLEGOはこうでなくてないけない。

最近の街シリーズはタイア駆動輪と胴体が一体部品になっているものがあり、あまり使い回しができないのがLEGOらしさを損なっていたのだが、このシリーズは細かい部品から成り立っていて部品確保用としても魅力がある。もちろん子供たちにもこのシリーズはお勧めである。


発売年: 1999年
部品数: 117
MiniFig:2
★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)

6453 レーダーカー
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■このモデルの部品リスト(peeron)

どうも中途半端な感じがするモデルだ。横が6ポッチ分のコクピット部品は魅力があるが、操縦席の作りがいまいち。さらにこのコクピットが蝶番が付いていて開け閉めが出来るものではなく、MiniFigを乗せるときにはいちいち外さなければならない。

また、もしかしたら私が買ったセットだけかもしれないが、レーダーの立て付けが緩くすぐに倒れてしまう。もう少しきつくはまって欲しい。

しかし部品を見るとなかなか美味しい。上が3ポッチで下が1の逆台形の部品や、スリットが入ったものなど使えそうだ。
あと、#6458「サテライトと宇宙飛行士」にも入っているキーボードプレートも付いている。もちろんタイアは胴体一体型でなく、後々応用が利く単体タイプのものだ。


発売年: 1999年
部品数: 58
MiniFig:1
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

6463 ムーンレーサー
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■このモデルの部品リスト(peeron)

月面作業車と#6458「サテライトと宇宙飛行士」とは違う宇宙服を着たMiniFigが入ったセットだ。
これは小さいモデルながらなかなか良く出来ている。いかにも月面作業車って感じの作りだ。

部品は#6458にも入っているミラーボール部品や、2×2×1の回転プレート、蝶番部品やアンテナなど通な部品が揃っている。

部品数が少ないのでこのモデルだけで作り替えをするのは限界があるが、#6452「テストロケット」とあわせて使うといろいろなオリジナルモデルが作れそうだ。もし、LEGOに興味があって何か良いセットが無いかな?と考えている人は、とりあえず、#6463と#6452の二つを買ってみることをお勧めする。

※#6463と#6452の二つを使った組み替えロボモデルはこちら


発売年: 1999年
部品数: 35
MiniFig:1
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

6455 スペーストレーニング
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■このモデルの部品リスト(peeron)

宇宙に飛び立つためのトレーニングセンターのセットだ。Gと平衡感覚を鍛えるため(?)の回転するマシンと、シャトル操縦のシュミレーター、基地内の移動用車、それにコントロールタワーが作れる。

まず箱を開けて驚くのが、大きな箱の中にさらに小さな箱が入っていて、各セットごとに部品が分けられて入れられているのだ。確かにこうすると解りやすく、部品を間違えて使うのは防げるが、ジグソーパズルのような楽しみが無くなったのは淋しい気がする。
LEGO社は多分、ユーザーに優しくする目的でこのような改良を加えたと思われるが、子供たちは思ったよりもっと賢いんじゃないかと思う。最近の街シリーズの部品が大きくなったのも同じ理由だと思われるが、細かな部品を組み合わせて大きな部品を作るのがLEGOのいいところではないだろうか?うーむ、話が違う方向に行ってしまった。元に戻そう。

回転マシンは訓練生が乗る椅子の反対側にきちんと重りが付けてあり、回転させる取っ手が中心からずらしてあるのがミソだ。普通に考えるとコマのように中心に取っ手を付けたくなるところを、この工夫で回しやすくなっている。

部品は基本ブロックをうまく使っており、好感が持てる。また、トラクターなどによく使われる大きめの蝶番が二つ流用されている。あとは黒と黄色の工事現場にあるようなストライププレート(1×4)がなかなかおいしい。

シュミレーターはロケット部分が分離でき、台座のカタパルトの角度を変えることができる。ロケットはコンパクトな作りながら出来ている。後ろのエンジンを作り替えると結構カッコいいモデルが作れそうだ。

カタパルトの台座部品は多分 街シリーズでも使われている大きな台形(中が抜けている)部品だ。これは特殊部品っぽいのだが、たくさん集めると何かと使えそうだ。その他は細かい部品をうまく組み合わせて作られていて応用がきく。あと、黒いはしごも入っている。

移動用車はオーソドックスな作りをしたモデルで良く出来ている。使い回しが効くタイヤやハンドルパーツも入っている。

コントロールタワーは2階建て(?)のミラボールアンテナ付きのモデルで作は良い。特に照明の作りなどが、なるほどと思わせる。

屋根に使われている部品は街シリーズでも使われている大きな一体型部品だ。しかし、窓に使われている青色の透明部品や、青色透明斜め部品、ファイヤー看板プレートなどはお勧めだ。さらに、消化器(ボンベ?)のモデルが絶品で、個人的にはこのセットの中で一番欲しい部品が使われている。2×2×6の上部が丸くなった円形部品だ。この分はあと10個はほしい。ちなみにこのセットには赤と黄色の2個が入っている。

全体的に見てバランスの取れた部品構成になっている。お勧めの一品だ。


発売年: 1999年
部品数: 240
MiniFig:3
★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

6454 ライトアンドサウンドロケット
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■このモデルの部品リスト(peeron)

全高27cmのロケットと、発射台が一つになったセットだ。

このモデルで気になるのはやはりライトアンドサウンドの部分だろう。でき上がったロケットを見る限り、うまくモデルに馴染んでおり違和感はない。また下側にLEDが付いていて、ボタンを押すと効果音と共に光る仕組みだ。光り方は3つのボタンによって点滅の速度が違い、一番上のボタンはロケット発射音と共に2段階に点滅のスピードが変わる。

サウンド自体はいかにもおもちゃっぽい音がする。一見PSG(昔のテレビゲームなどに使われていたサウンドチップ)っぽい音がするのだが、よく聞いてみると繰り返し部分が解ることから、サンプリングされたPCM音源と推測する。確かにPSGだとCPUをのっけてコントロールしないといけないので、コストがかかりすぎるかもしれない。

さてロケットの作りだが、3段式の構造になっていてそれぞれの段が分かれるようになっている。発射台は工夫されていて、ロケットがのっかるとその重さで腕が締まる仕組みになっている。この構造でロケットは倒れることなく発射台に固定される。簡単な作りだが感心できる作りだ。

部品的にはライトアンドサウンドの所は10×6×15(薄板15枚分)の大きさがある。しかも下に着いているロケットの噴射口は3つがくっついていてバラして使えない。しかも上部はライトアンドサウンドにしか付けられない(下側は普通のプレートに付けられる)形状になっていて応用がきかなそうだ。

しかし、それ以外の部品は多くの斜めパーツやロケット先端の円形部品などいろいろ使えそうな部品で構成されている。


発売年: 1999年
部品数: 131
MiniFig:1
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

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